ストレッチの重要性について 意外と知らない効果や影響②

 
 
こんにちは、ヒロです。
 
 
前回の記事
「身体の柔軟性の向上でエネルギー消費量が多くなる」
と説明しましたが
今回も引き続き、ストレッチの効果について説明していきます。
 
 
 

効果②関節可動域の改善と維持

 
ストレッチを行う事で
筋の柔軟性(関節可動域)が
高まる効果があります。
 
日常生活で座位など同じ姿勢が続いたり
運動で同じ動作が繰り返されたりすることで
筋の柔軟性に偏りが出始めます。
 
筋は関節を通して骨に付着し
筋が収縮することで骨が動かされ
腕や脚を曲げることができますが
筋の柔軟性に偏りが出始めると
硬くなった部分では動きが
制限されるようになります。
 
例えば脚を開きたい(開脚したい)のに
内転筋(腿の内側の筋肉)が硬くて
できないという状態では
硬くなった内転筋が関節や骨を引っ張り
動きを制限しているということです。
 
そこでストレッチを行い
内転筋の柔軟性を高めると
関節や骨が引っ張られることなく
スムーズに開脚ができるようになります。
 
柔軟性を高めることは同時に
関節可動域を高めることを意味します。
 
身体中の筋の柔軟性が高ければ
動きが制限されることなく
広い関節可動域を得ることができます。
 
 
※筋肉が硬いと可動域が狭くなり
筋トレのパフォーマンスが低下します。

 
例えばスクワットで膝を伸ばそうとした時に
膝を伸ばす太もも裏のハムストリングが硬いと
上手く伸びない場合がありえます。
 
そのため、筋トレを頑張って行っても
本来よりも低い負荷のトレーニングになってしまい
筋肉に十分な負荷を加えることができなくなくなります。
 
 
 

効果③ケガの予防

 
運動の前後で行うストレッチングは
準備運動、整理運動として行われます。
 
運動前のストレッチングはウォーミングアップに含まれ
動きながら行う「動的ストレッチ」が向いています。
 
動的ストレッチを行うことで
心拍数や血流量を増加させ
体温を上げながら関節可動域を高めていきます。
 
 
運動後のストレッチングでは動きを伴わず
数秒間伸ばし続ける「静的ストレッチ」により
緊張が残っている筋をリラックスさせていきます。
 
運動後のストレッチングはクールダウンともいわれ
運動時に収縮-弛緩を繰り返し緊張状態が続いている筋を
体温や心拍数の低下に合わせて時間をかけて
ゆっくりと弛緩させます。
 
運動前後に適切なストレッチングを行うことは
ケガの予防に必要不可欠といえます。
 
 
※ストレッチングの種類
 
同じ筋の柔軟性を高めるストレッチングにも
いくつか種類があります。
 
柔軟性や場面に応じて行うストレッチングを選びます。
 
起床後や運動前は動的ストレッチ
就寝前や運動後は静的ストレッチが適しています。
 
 
ストレッチの種類 内容
静的ストレッチ ・スタティックストレッチ:反動や動きを伴わず、持続的に関節や筋を伸ばしていく方法

動的ストレッチ ・ダイナミックストレッチ:コントロールした動きの中で筋を徐々に伸ばしていく方法
         ・バリスティックストレッチ:脱力状態を保ち、反動の力によって大きく引き延ばす方法
 
 
 
長くなったので次回の記事にて
続きを解説していきます。
 
 
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追伸
 
ジムに行けないので
家トレ用でダンベルを購入しました。
 
ダンベルがあるとトレーニングの
バリエーションが増えて良いですね。

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